こんにちは!かいけつマクロです。
突然ですが、みなさん、こんなこと感じられたことはないですか?
- 大量のデータを分析をしたいが、何から手を付ければいいの?
- データの集計にExcelの関数を使ってるけど、関数が複雑すぎて、イヤになっちゃった・・・
実は、こんなお悩みは、Excelの「ピボットテーブル」を利用すると、あっという間に解決できます!
少しExcelに詳しい方だと、

ピボットテーブルって、聞いたことあるけど、
なんだか難しそう。。。
と思われている方も多いかもしれません。
断言します。全っっっっっっっっ然、難しくありません。
というよりむしろ、マウス操作だけで完了するので、このブログを読めば、

あれ?こんなもの?
と、簡単すぎて拍子抜けしてしまうくらいだと思います。
メチャクチャお手軽で、超強力なツールである「ピボットテーブル」を学んで、
明日からの集計・分析をグーーーんと効率化させていきましょう!
サンプルデータの準備
ここで、今回の練習で利用する、サンプルデータをダウンロードしておきましょう。
以下のダウンロードボタンから、各自ダウンロードをお願いします。
※セキュリティ等の理由で、うまくダウンロードできない場合は、以下の手順で自作いただくこともできます。
- お好きな場所に、「ピボットテーブル.xlsx」という名前で、
Excelファイルを新規作成 ※この時点で、中身は空っぽでOK - 「ピボットテーブル.xlsx」で、VBEを開く(Alt+F11)
- 標準モジュールを挿入し、こちらのリンクのVBAコードをコピペ リンク
- 一番上の「Sub 寝具屋さん売上げデータ作成()」にカーソルを当てた状態で、マクロを実行



ピボットテーブルを使うための準備
サンプルデータが用意できたので、早速、ピボットテーブルを使ってみましょう!
まずは、ピボットテーブルを作成するための、シートを追加していきます。
下の図のように、「売上げ情報」シートのデータを、全て選択します。
この時、ショートカット(Ctrl+a)を使うと、素早くできておススメです(‘ω’)ノ

今選択したデータに対して、ピボットテーブルを作成していきます。
「挿入」タブを選択し、一番左にある、「ピボットテーブル」を押して下さい。

・・・すると、
こんなポップアップが出てくると思うので、何も変更せずに、「OK」を押してください。

このように、新しいシートが挿入され、ピボットテーブルの作成エリアが用意されていればOKです!

これで準備は完了です!次の章では、いよいよ、データの集計をしていきます。
ピボットテーブルでデータを集計する
店舗毎の、日々の売上げ金額を集計(行・列・値を指定)
まずは、各店舗で、日々、どのくらい売上げ金額が上がっているかを確認してみましょう。
やることは、たった3つです。
まず、右側にある「ピボットテーブルのフィールド」の「月日」を「行」というところまで、ドラッグ&ドロップします。
すると、下の図のように、「行ラベル」が設定されたと思います。

あとは、このドラッグ&ドロップを、2回繰り返すだけです。
- 「列」の四角に「店舗」をドラッグ&ドロップして、「列ラベル」を指定
- 「値」の四角に「売上げ金額」をドラッグ&ドロップして、「値ラベル」を指定

ピボットテーブルの作成エリアを見てみると、店舗毎の、日々の売上げ金額が集計できていることがわかると思います。

ね?あっという間だったでしょ?
これで、毎日、各店舗でいくら売上げ金額があったか、一目瞭然です!
ちなみに、ExcelのSUMIF(S)関数を使えば、この集計自体はできます。
ただ、いちいち関数を書く手間を考えると、ドラッグ&ドロップだけで超簡単にできるピボットテーブルは、やっぱり強力なツールだと、筆者自身は考えています(´▽`*)
店舗毎の、日々の売上げ個数・金額を集計(集計対象の属性を追加)
前の章で、店舗毎の売上げ金額を確認しましたが、商品毎に単価も違うので、
金額だけでは、どの店舗の売れ行きが良いかは、判断できません。
そこで、売上げ個数にも注目して分析したい、となったとき、ピボットテーブルでは、こんなことができちゃいます。
それは、単純に、集計対象の属性を追加する、ということ。
こちらの図を見てください。


結構、直感的にわかりやすいですよね。
1つ注意点は、「値ラベル」に挿入した順番に、左から集計結果が表示されることです。
どの順番で表示させたいかによって、「値ラベル」を挿入する順番を変更してみましょう。
商品毎の売上げを集計(列ラベルを変更)
前の章で、どの店舗の売れ行きが良いか、といったことは確認できるようになりました。
それでは、どの商品の売れ行きが良いか、ということを確認したいときは、どうすればよいでしょうか。
答えは非常にシンプルで、集計対象の「列」を変更してあげればよいです。
それでは、やり方を見てみましょう。


つまり、
- 「店舗」を、列ラベルから削除する
- 「商品」を、列ラベルに追加する
という操作をしてあげればよい、ということですね。
これで、各商品が、毎日どのくらい売れているのか、確認することができました!
ある店舗の、商品毎の売上げを集計(フィルタを指定)
続いては、少し趣向を変えて、
ある特定の店舗に絞って、売れ行きを確認する、ということをやってみようと思います。
このように、特定の条件に絞って集計を行いたいときに使えるのが、「フィルター」です。
それでは、やり方を見ていきましょう。
まずは、「フィルター」に「店舗」を追加します。

すると、1行目に、店舗を選択するためのプルダウンが表示されたと思います。
そこで、試しに、「東口店」を選択してみると、、、

このように、「東口店」に絞った、「商品毎」の集計が行われたことを確認できると思います。
今は、例として、「東口店」を選びましたが、
他の店舗を選択すれば、その度に集計結果が更新されます。
ぜひ、みなさんご自身でも試してみてください。
また、「フィルター」には、「複数のアイテムを選択」といった機能もあるので、例えば、
「南東エリアの売れ行きが良いみたいだが、どんな商品が売れているのか?」
といった分析を行いたいときには、「東口店」と「南口店」を選択することで、こんな分析も可能になります!

商品毎・店舗毎の、売上げを集計(列ラベルを追加)
前の章で、特定の条件に絞って集計する方法として、「フィルター」を見てきましたが、
実は、もう1つ方法があります。
それは、単純に、集計対象の「列」を追加するという方法です。
具体的に見ていきましょう。


前の章で、「東口店」でフィルタリングした時と、数値が一致していることを確認しておきましょう。
ただ、見ていただいたら分かる通り、この方法はとても横に長くなる傾向にあるので、
一覧表示したいときには要注意です。
以下に、「フィルターを利用する」方法と「列ラベルを複数指定する」方法で、
メリット・デメリットを並べてみました。
データ量やアウトプットのまとめ方によって、どちらが良いか変わってくるので、その時々で検討してみてください。
メリット | デメリット | |
フィルターを利用 | ・集計結果を見やすい ・「複数のアイテムを選択」を利用可能 | ・集計対象が変わると、いちいちフィルターの変更が必要で、ちょっと面倒 |
列ラベルを複数指定 | ・一覧で表示することが可能 | ・横に長くなりやすく、一覧で見づらい ・複数のアイテムで集計することはできない |
本日のまとめ
本日は、「ピボットテーブル」を学んできました。
実際にやってみると、

結構簡単だったかも!
や、

今まで必死にExcel関数作ってたのが、これで超ラクになりそう
と感じていただけたんじゃないかと思います。
今回は、初心者向けとして、ほんの触りだけをご紹介しましたが、
実は、ピボットテーブルには、便利な機能がまだまだたくさんあり、非常に奥が深いです。
ぜひ、興味を持っていただければ、いろいろ触ってみて、自分の目的にあったものを探してみてください。
このブログでも、有用な情報をどんどん情報発信していきますので、ぜひ楽しみにしていてください!
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