こんにちは!かいけつマクロです。
前回16講までで、VBAマクロの実装はすべて完成しました。
これで一人前! と言いたいところなのですが、みなさん何か感じられてないでしょうか?
そう、いちいちVBE開いて、F5で実行するの面倒じゃない? ということです。
そこで今回は、EXCEL上に設置したボタンからVBAマクロを実行できるようにしていきたいと思います。
ここまでVBAマクロを勉強された皆さんにとっては、全く難しくない内容ですので、今回は、ぜひ気楽に勉強していってください。
それでは今回も張り切ってまいりましょう!
VBAマクロを呼び出すためのボタンを設置する
まずは、「開発」タブ > 挿入 > ボタン(フォームコントロール) の順でクリックします。
すると、マウスのカーソルが「+」に変化したと思うので、EXCEL上で左クリックしてください。
次に、こんなウィンドウが表示されるので、「make_file_list」を選択して、「OK」をクリックします。
このタイミングで、ボタン名も書き換えてしまいましょう。
では、実際にボタンをクリックしてみてください。こんな感じでファイル一覧が取得できました!
この処理で何をやっていたかというと、、、
- 新規にボタンを作成する
- ボタンをクリックしたときに呼び出されるVBAマクロのSubプロシージャを設定する(マクロの登録)
- そのボタンを、わかりやすいように名前を書き換える
となります。 ね、全然難しくないでしょ?
同じように、「開発」タブからボタンを新規作成し、ボタンにマクロを登録すれば、他の処理(Subプロシージャ)にも呼び出しの設定ができるので、ぜひ試してみてください!
本日のまとめ
今回は、ボタンをクリックすることで、VBAを実行する方法を学びました。
もし、みなさんが誰かのためにVBAを実装した時、VBEに詳しい人ならいいですが、なかなかそんな人は珍しいのが実情です。。。
そんな状態で、いちいち、VBEを開いて、ここにカーソルを当てて、、、なんてやるのはとても骨が折れますが、「このボタンを押してね!」と一言伝えれば済むのは、非常に便利です。(システム業界ではUI(ユーザインタフェース)といいます)
ぜひ、ボタンを設置したVBAマクロを使ってもらって、同僚・上司にドヤってみてください!
これにて、長かった17回の講義は終了です。本当にお疲れさまでした!
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